学習者の若者「ニンジャ」の募集要項です。
小平道場では原則、「CoderDojo 憲章」に賛同の上で、自らの意志でコンピューティングおよびコーディング技術の研鑽とデジタルな創作活動を楽しむ若者なら、誰でも歓迎します。
概ね6〜17歳
兄弟姉妹での参加も歓迎します。原則、12歳以下のお子さんのメンタリングは、原則として保護者が行って下さい(ボランティアも一緒にサポートするのでご安心ください)。
作業や発表のために必要だと思うもの全般を持参してください。ちなみに会場は電源有・無料でインターネット接続可(無線LAN有)です。
参加条件だけでは伝わりにくい部分をまとめました。よくお読み下さい。
「参加申込」のページを御確認下さい。
「友達の保護者に頼んでいる」「塾や習い事などは一人で通わせているんだけど…」などという場合は同伴なしでも構いませんが、自己責任でお願いします。
CoderDojoはボランティアで運営されているクラブで皆様の御協力があってこそです。保護者の方向けにまとめた資料がございます。こちら(PDF)を御一読下さい。
主に保護者と中高生から頂く質問をまとめました。
次のことができます
原則、当会ではプログラミングやコンピュータサイエンスの学習、プログラミング技術や情報技術およびコンピュータを使った活動を行う大前提のもと、「 自他共に基本的人権を尊重し、法に抵触しない範囲であれば、何をしても自由」です。シンプルまとめると、民法第1条を遵守すれば、他は何も強制しません。
まず、小平道場で「自分のつくったモノを他の人に見せる」というのは、制作&交流時間に勝手に見せ合うこと、人前で行う「作品発表」との2つの意味があります。
制作&交流時間に勝手に見せ合うことは、自由に行って下さい。
作品発表は任意参加です。やりたい人だけの挙手制(制限時間有)で、全員発表してもらう必要はありません。
また、作品発表の時に「発表を見聞きする自由」を尊重しています。他の人の発表を絶対に見なければならないということはありません。ただし「作品発表の時間は、作品発表をしている人・聞いている人が中心に活動している」前提の上で、作品発表の妨げにならないように極力静かに過ごすように協力をして下さい。「他人の活動を妨げる行動」は見過ごす訳にはいきません。どうしても協力することが出来ない場合は、別室(事務室のカフェスペース)へ移動して作業をするか、帰宅(早退)するようにお願いすることがあります。
参加の自由を尊重してはいますが、CoderDojoは「コミュニティ」です。コミュニティに参加する以上は、自分自身はもとより他の参加者にも興味を持って欲しいです。他の人がどんな事に興味を持って活動をしているのか、知って欲しいです。他人に興味を持てないのであれば、コミュニティへの参加をおすすめすることはできません。
「デジタルな創作活動」の範囲内でしたら、なんでも自由に行っていただいて構いません。
参加者によることなので、統計資料を御覧下さい。
「言葉だけでは良く分からない。写真やデモ動画はないのか。」という御意見もあるでしょうから、あわせて次のモノを御覧下さい。
性格や特性による相性もあるので、「プログラミングをやりたい」意欲があることを前提で次のことをヒアリングの上でアドバイスをしています。
以下の表は「どうしても何を選べば良いのか分からない」という人たちのための目安です。
誰かに「仕事をお願いする」「命令をする」といった概念が良く分からない | 「プログラミング」という言葉を聞いたことがある、「プログラミング」について多少説明することができる | プログラミングについて十分に説明できる | |||
「わからない」がわからない | 「わからない」を多少言語化できる | 誰かの補助を受けながら、調べ物をすることができる | 図書資料やインターネットを活用して知りたいことを自由に調べることができる | ||
雑誌付録や工作本の手順書を読んで作業できない | 雑誌付録や工作本の手順書を読んで一人で作業できる | ||||
タッチ端末・PCいずれも未経験 | タッチ端末・PCいずれかの経験あり | PCを自由に扱える | |||
文字入力が困難・ローマ字がわからない | タイピング 90字/分 未満 | タイピング 90字/分 以上 | |||
…など |
…など |
Viscuit、scratch、micro:bit等を使った
…など |
…など |
また、初心者は「まよえるニンジャのためのやりたいことさがし」で探してみるのも良いかもしれません。
「専任の教員がいない」という意味です。
もちろん、学習支援を行うボランティアの人たちがいますが、この人たちは生涯現役の「学習者」でもあります。
要するに、その日その時で役割の強弱はあるものの、参加者全員が「学習者」であり「先生(学習支援者)」なのです。
「安全なコミュニティ」運営に向けて「CoderDojo 憲章に同意した、身元確認ができている人」だけが参加していることを保証するためです。
こちらの退会申請フォームからお手続きして下さい。統計資料に関わる情報以外の個人データは全て削除致します。
なお、2年間まったく参加しない場合は、自動的に退会手続きを行います。
Googleアカウントで登録した場合は御自身で登録解除を行うことができます。それ以外あるいは御不明な場合は、問合せ先へ御連絡ください。
体力と経済的な都合で道場主が複数のDojoを運営することは困難です…。
Dojoは誰でも立ち上げる事が出来るので、周囲の仲間と一緒に立ち上げてみるのはいかがでしょうか。協力出来ることがあれば応援したいので、相談に応じます。
ちなみに、不定期に「オンライン道場」を行う場合があるので、FacebookやTwitterやニュースレターの情報をお見逃しなく!
どんなことを「より専門的」と定義し、どんなことを「教わりたい」のでしょうか。基本的には先述の「何かオススメはありますか」の通りです。
具体的に質問をしていただけたら、本人のやりたいこと・性格や性質・発達段階・知識レベルに応じて相談に応じますし、相談をして頂かなくてもインターネット上で情報提供を行っています。
非常にありがちなのが、プログラミング未経験者の小学生から「お父さんやお母さんが技術者だから、同じモノを使って真似をしてみたい」という相談です。環境構築方法からアドバイスをするのですが、相談主が自分の技術レベルを考慮せずに先を急ぎ、結果的に「数週間かかっても開発環境の設定ができず、挫折する」パターンが多いです。
なので「全くの初心者だけど、すぐに専門的なことから始めたい」という場合は、専門技術の勉強と並行して、「1分間に90〜120字のタイピングをそつなくこなす」「ファイルやフォルダのの新規作成・移動・削除やアプリケーションのインストールなどのパソコンの基本操作をスムーズに行う」「図書やインターネットを活用して自由に調べ物が出来る」訓練を強く推奨します。
また、相談内容を伺った結果、小平道場での対応が難しい場合は、可能な範囲で適した専門家を御紹介することもあります。
…というと、「人をたらい回しにするような輩に相談することなど、ない」という方もいるかと存じます。人と人とのつながりを軽視するような人にはコミュニティへの参加を遠慮して欲しいので、それならそれで結構です。
いずれにせよ、この質問は相談者の「納得感」によるところが大きく、一概には答えられません。相談者が「相談に乗って、答えてもらえた」と思えたら、それが「教えてもらえた」ことになるのではないでしょうか。
これは、御自宅で一度でも「プログラミングをやってみよう」と挑戦した上での質問でしょうか。
プログラミングができるかどうかは、本人のやる気次第ですよね。
こちらの記事も御覧下さい。
自宅で既にコンピュータを触ってコーディングやコンピュータを使った「何かしらの創作活動」をしているのであれば「大歓迎」です(お絵かきソフトでグチャグチャの円を描くだけのは勘定しないで下さい…)。そうでないのであれば、もう一度良く検討していただくことをお勧めします。
というのも、まったくの未経験者の場合、お祭りなどのイベントの簡単なワークショップなどに参加して子供が楽しそうにしている様子をみた保護者が「プログラミングが何か良く分からないけど、楽しそうにしていたから、やらせてあげたい」という想いが反映されていることが大半です。
ところで小平道場は「日常の延長」をコンセプトにしています。「特別な体験」はありません。日常の延長ですから、参加者本人の自発性・主体性が非常に大事になります。なので「楽しいこと」のために自ら行動するのではなく、「なにか楽しい体験をさせてもらえる」ことを期待して待つだけの子供は、秒で飽きます。
また、「対象年齢」の項にも書いたとおり、兄弟(姉妹/姉弟/兄妹)参加は大歓迎です。
上の子が参加しているのを見て「お兄ちゃんお姉ちゃんと同じことがしたい」と強く望むその意欲、とても素敵なことです。大歓迎です!
とはいえ、まだまだ自らの作業の見通しを持てずに「集中力が持たない」ことには変わりありません…。家庭環境や本人の性格の問題で「年齢」を理由に「できない」と言い訳する癖がつきやすい時期でもあります。なので、保護者がメンターをすることを大前提とした条件付きです。メンターをするといっても、技術的な指導よりは、大きな声を張り上げたり走ったり泣いたり物を粗末に扱ったり他の参加者の迷惑になる行動をすることがないよう、生活指導が中心です。その上で、できることを少しずつ増やせるように、目標の設定と管理を子供と一緒にして下さい。
なお、未就学児童に対してはタブレット端末の貸出は行いますが、いかなる事由があろうとパソコンの貸出は行いません。
「大人ニンジャ」としてボランティアの立場で参加することは難しいものでしょうか…。
そもそも、この会は誰の何のための集まりだとお考えでしょうか。
道場主は「若者のための」と「コーディング技術を学ぶ」という点は譲る気はなく、正直言えば対象年齢はもっと狭くして小4〜高2くらいでも良いのではないかと思っているくらいです。なので19歳となると「初心者でも全然良いし、自己研鑽はとても大切だけれど、そろそろ後輩育成を視野に入れて欲しい」と強く思うので、「基本はボランティアとしての参加」をお願いしたいところです。
CoderDojoが、なぜ対象年齢の上限を17歳としているのかは正直不明です。少なくとも、創始者のJames氏が当時高校の最終学年だったからというよりは、アイルランドの選挙権は18歳以上だからという気がしますが(あくまで憶測です)。とはいえ大きな骨組みは子供の頃の創始者の想いが反映されていますし、小平道場は道場主がCoderDojoの理念に共感しつつ自身の子供時代の想いを大切にしたくて始めた活動です。ですから対象年齢を引き上げる必要性を感じていません。
とはいえ、各自に事情があるかと思います。ここまで読んだ上で是が非でも参加したいということであれば、詳しい理由を添えてお問い合わせ下さい。
「後輩育成なんて、一生無理。とにかく私を育成して欲しい。何も手伝えない。一人の学習者でいたい。」という意見も、なくはないのでしょう。なので、そのような場合にはCoderDojoの枠に無理にこだわらず、道場主が個人的に行っている対象年齢の枠を設けていない初心者向け勉強会や、他の人たちが行っている勉強会への参加をおすすめします。
根本的に何を心配しているのか理解に苦しむのですが…技術習得の事であれば「本人のやる気次第」ですよね…。
そもそも「学校のような学び方」を望むのであれば、そのような「学校」に行くか、「まるで学校のような」CoderDojoや似たようなものを探して参加すること、あるいはそのようなDojoを御自身で立ち上げることを推奨します。
…というのはさておき、独自教材はありませんが興味関心・知識レベル・性格や性質にあわせて様々な教材や情報を紹介しています。お気軽にご相談下さいませ。
当会の練習会(Dojoセッション)では常に何かしらの図書資料を置いているので、それらを色々と物色してみるのもオススメです。利用者数が少ないために持ち歩いていない資料もたくさんあります(要問合せ)。
良ければインターネット上で公開されている無料で利用できる資料や教材もどうぞ。
必ずしもそうとは言えません。
当会が何をする場所であるかを理解の上で「いま、自分がやりたいこと」を選択した結果なら、当会ではそれを尊重します。
なお、当会がMinecraft(マインクラフト)を容認しているのは(モノにより)拡張パッケージが開発可能なこともさることながら、多くの参加者の子供達の「共通の話題」になること、コンピュータ活用スキルを身に付けやすいこと、ローカルマルチプレイによるピア学習が可能なこと、数学的・論理的技能を活用した活動が可能なことからです。「Steam」などで配信されているゲームを容認しているのも同様の理由で、インディーズゲームから開発に関する情報を収集しやすいからです。また「つくる」系のゲームは独自の表現活動が可能であると同時に「インタフェース設計」を学ぶことができるからです。逆にいえば、それ以外のゲームは「消費活動」以上にはなりにくいので「家でやれば良いのに」と思っています。
こちらから質問です。当会に参加する人は誰しも「コーディングクラブ(プログラミング技術を使って何かをする人たちの集まり)」であることを大前提に参加しているかと存じますが、子供自身が「この場所で敢えてビデオゲームをして遊ぶ理由」を言語化できるでしょうか。
実際、小学中学年くらいまでのニンジャは「プログラミングとは何をすることなのか、実は良く分かっていない」ことが多いです。「命令を順番に並べること」と説明をしても「メイレイって、なに?」と言いだす子もいます。多少理解があっても「プログラミングは難しそうだから、いまはやりたいと思わない。『やりたいことをやって良い』ということだし、ビデオゲームで遊びたいからビデオゲームで遊ぶ」という感じのことが圧倒的に多いです。
そこで保護者においては「ビデオゲームで遊ぶのが好きなら、作るのも好きに違いない」と考えて放り込み、徐々に「我が子はいつになったらプログラミングをするのだろう」と不安を覚え、ついに参加させるのを辞めるケースをしばしば見かけます。そもそも「他人が作ったもので遊ぶこと」と「自分が作った作品を他人に遊んでもらうこと」は別物です。料理と食事の関係で考えると分かりやすいのですが、「誰かが作った料理を、出されたままに食べること」と「料理したりトッピングを足してアレンジして、自分で食べたり他人に振る舞うこと」と同じようなものです。妙な期待をせず、本人が「やりたい」とはっきりと意志を示してからやらせてあげて下さい。
要するに「我が子にプログラミングをやってほしい」ということですよね…子供の自由意識に任せると、そうなりますよね…。ちなみに程度問題ですが中高生になっても際限なくMinecraftをやり続ける場合もあります…。
けれど多くの場合は、小学高学年になってくると「マイクラに飽きてきたらScratchで他人のプロジェクトをプレイ、飽きてきたらYouTube視聴、あきたらScratchで何か少し、それに飽きたら再びマイクラ」のように短時間でクルクルと切り換えながら、色々なことに取り組むようになります。
そういったことで、多くの場合は経年で落ち着いてくると存じますし、2、3年ほど様子を見てからの参加をおまちしております…(苦笑
必ずしもそうとは言えません。
当会が何をする場所であるかを理解の上で「いま、自分がやりたいこと」を選択した結果なら、当会ではそれを尊重します。
他人と交流する場所なので、何かを題材に誰かと盛り上がって多少騒がしくするのはYouTube視聴に限った話ではありませんし、他人に迷惑をかけずに過ごしているなら、寧ろ歓迎すべきではないでしょうか。
もちろん年齢制限や公序良俗に反する内容に関してはその限りではありませんが…とはいえ、それらについても「他人に迷惑を掛けていない」のであれば、まず、「なぜそれを選んだのか」対話することを優先しますし、真っ向から否定はしません。それ以外に何を問題にしていて、子供や運営に何を望むのでしょうか。
なお、道場主は音に敏感なので音漏れが気になると直ぐさま注意しますし、その注意を繰り返し無視するとカジュアルに退場を命じます(場合により今後一切の出入を禁止)。
技術以外のちょっとしたことなど、ただ雑談するだけでもいいのです。
自分にとっては「取るに足らないこと」でも、相手にとっては「貴重な学び」になるかも知れません。「わからないことがわからない」ということを共有するだけでもいいのです。
「教えてあげよう」なんて上から行く必要はありません。
基本的には「学習支援者」「技術の水先案内人」として存在します。
ただし、常に「何かを教えてくれる先生」として存在する訳ではありません。技術のことを中心とした「雑談相手」だったり、子供たちどうしでは上手く行かない何かに対する調整役だったり、時には子供たちから何かを教わる「生徒」だったりする人です。「えらいひと」ではありません。
「パソコンを使って何をやりたいか」によるので、一概に回答することはできません。
スペックの検討のために1ヶ月ほど「長期貸し」のパソコンをお貸しすることは可能ですので、詳しくはお問い合わせください(貸出規定もあわせて御覧下さい)。
急ぐのであれば、周囲のパソコンに詳しい知り合いや家電量販店の店員さんに聞いたり、インターネットのレビューを調べるほうが確実です。
各種図書、micro:bit、Raspberry Pi、EV3、アーテックロボなど、色々あります。
詳しい品目一覧はこちらを御確認下さい。
「マイクラをやりたい」だけでは不十分です。
マイクラで、何をしたくて、パソコンが必要なのか、具体的に教えてください。
Minecraftは様々なバージョンがあります。基本的に、サバイバルモードで遊ぶだけ、あるいは建築やまあまあ複雑なレッドストーン回路を組むだけの場合は、ノートPCではなく、Kindle Fireを貸し出しています。
ええぇ…そんなに興味がないのに参加するのですか…というのはさておき。
単発貸しのPCを先着順でお貸しします。先着順なので必ず貸出できるとは確約いたしかねます。
アプリケーションは、Google Chrome、タイピングソフト、Scratchオフラインエディタなどを使うことができます。貸出規定もあわせて御覧下さい。
ごめんなさい。何を言っているのか理解できません。
子供に限らずウッカリして汚損・破損させることはあります。ですから、壊すこと自体は問題ではありません。
問題は「正直に申告しない」こと「子供のすることだから」と言い訳をすることです。本気で許せません。
子供だから、モノを乱暴に扱うことは、当たり前なのですか?
貴方の子がしたことを、赤の他人がどうして責任を負わないといけないのですか。
自分が何かを学ぶために必要な道具を大切に扱うことができない人に、なぜ手を差し伸べなければならないのでしょうか。
自分の利益だけを求める人に、どうしてモノを貸さなければいけないのでしょうか。
私が貴方に端末を貸し出す代わりに、貴方は私に何を提供できるのですか。
いったいぜんたい、私が貴方のために粉骨砕身せねばならない理由は何でしょうか。フリーライドが甚だしくて呆れます。ごめんなさい、本当に理解出来ません。参加しないで下さい。
事前申し込みを必須にしているのは、会場の物理的な許容量の都合です。
経験上、15、6人が限界です。それ以上増えるとインターネットが使えない、ボランティアの人手不足で場が混乱するなど、色々な意味で大変です。なお、直前のセッションに何人申し込んでいるかはこのページで確認することができます。
「道場主の貴方はダメかも知れないけど、私は平気だよ?」という方、飛び込み参加の人が増えたらどうなるか、「やって欲しくない」と伝えていることを平気で破る人が増えるとどうなるか、想像してみて下さい。要するに、「飛び込み参加」自体よりも事前に取り決めた約束事を無視して「やったもの勝ち」を押し通そうという身勝手な方が増殖することが、極めて迷惑なのです。
面談を行うのは、3つの理由があります。
ひとつはミスマッチを防ぐためです。参加希望者の皆様が「プログラミング」や「やりたいことを自由に学ぶことができる」という言葉に踊らされていないか、参加の動機を伺いながら確認します。あわせて「「参加したい」というニンジャ本人の意思」を確認します。
もうひとつは、「保護者『も』一人の参加者として、道場の運営に少なからず協力してもらうこと」に理解があるかを確認するためです。
さいごに、現在、ほとんどワンオペでやっているので「やる気があるのかないのかはっきりしない人を受け入れる余裕がない」ことを御理解いただくためです。
要するに「子供本人が、CoderDojoというコミュニティの中でプログラミング(またはデジタルな創作活動)をやりたいと考えているのか」を確認させて頂いています。
オンライン面談は2019年10月から導入のシステムです。
これまでも申込方法は色々と試行錯誤しており、面談を実施する以前は「作文提出」「10数頁に渡る申込フォームへの回答」などがありました。
道場主と一緒に「小平道場を、参加者全員にとってより良い場所にするには」を考えて参加して下さる保護者の方が増えれば入口を厳しくしなくて済むので、どうぞ御協力のほど宜しくお願いします。
程度問題ですが、なぜ「分かる人にお任せ」しようと思ったのでしょうか。
根本的に当会は「パソコンを扱う学童保育」ではないことを予め宣言のうえで、「子供本人が、やりたいことを選択してもらう」方針です。それ、確実にお子さんが「プログラミングするとは、どういうことを指すか」を理解しないまま、ビデオゲームで遊ぶことを選ぶ展開ですね。
そして、人は何歳でも「模倣の中から学ぶ」のです。「家庭での教育を放棄して、外に責任を丸投げしている保護者の態度を、子供は良く見ている」と、併せてお伝えしますね。
道場に対して「専門知識の伝達」だけを期待しているのであれば、技術者である保護者本人が望むモノを子供に与えれば十分ではないでしょうか。
道場主が道場を始めた経緯は「小平道場について」の「設立の経緯など」の項を御覧下さい。
また、CoderDojo自体がどういうコンセプトで始まったかは CoderDojo Foundation の about(英語)や創始者 James Whelton 氏のスピーチ(動画/通訳有)や同じく創業者(Co-Founder)の Bill Liao 氏の話(動画/通訳有)を御覧下さい。
「制御できなくなることが怖いから、知識を与えたくない」といった「保護者の意向」がある中では「子供が主体的に活動する場所」への参加は非常に難しいし、よしんば参加しても子供は親の顔色を伺いながら行動することになります。結局は、精神的な不自由が増して、子供が無用なストレスを抱え込むことになると存じますが、いかがでしょうか。
子供は、親が持たない知識を身に付けることで、親の望まない子に育つのでしょうか。すると、親である貴方も、少なからず「親の持たない知識」を持っているはずですが、「親の望まない子供」になったのでしょうか。
子供に対して望むことは何でしょうか。「自立した個人として生きる力を身に付けて欲しい」のか、子供より長生きすることを前提に「籠の中の鳥のように閉じ込め、親である自分の事だけを思い慕ってくれるペットを作りたい」のか。どちらでしょうか。
「素性の怪しい人の下に大切な我が子を預けたくない」というお気持ち、とても良く分かります。
プロフィールは道場主の個人ブログを御覧いだだくのが最も手っ取り早いですが、並の神経の方ですと引くだけですし色々自称するよりも他己紹介のほうが信用できると存じますので、次の情報を御覧下さい。
また、道場主の現在の技術力はGitHubの個人ページやこのページのソースやScratchのプロジェクトで推し測って下さい。
それから、「優秀なプログラマーに御指導いただきたい」のであれば、高額の授業料を支払い、カリキュラムを丁寧に整備した、厳しくも優しい先生のいる教室への通学あるいは家庭教師を派遣することをお勧めします。
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